これが始まりだった


7/23、実家へ戻った
部屋をバタバタ片付けて、夕方はママの店へ手伝いに入った
実家に戻ったことは自分にとって負けを意味しているくらい不満な出来事で、どうしても巻き返してまた川崎か都心に戻りたいと思っていた。
そのためには都内での仕事を確保するのが一番。。。



が、世の中そんなに甘くなかった。




出会いも欲しかった。
あの人は遠くはなれてしまったし、何より私になんて気がないのは十分わかっている。天ノ邪鬼君は実家へに戻ったら遊びに来ると言っていたけれど、だからといってそれ以上の何かがあるとも思えなかったし、とにかく何とかしたかった。
でも、この田舎に出会いなんてあるわけがない。店にいるのはジジババばかり。若い人はどこへ???
若い人は皆都心へ通勤していて、昼間は地元にはいない。だいたいそんな人達は既婚か、都心での出会いを探している人ばかりで、地元の売れ残りバツイチなんか相手にしてくれない。



そんな話をカウンターの中でママと話をしていて「店で婚活やろうよ!」なんて言っていたら、目の前に座っていた常連さんらしき人が「じゃあ、俺も参加しないといけないなぁ」と言った。ふ〜ん、独身なんだ。でも何歳なのかしら???
そしてその人が「じゃあ、俺の友達でも紹介してあげるよ。真面目な奴だよ」と。




思えているのはこれだけ。