隙間を埋めてもらう
結局
助手席に彼女しか乗せない男は
夕べ夜中の0時直前になってやってきた
昼間
私はある手段を使って彼に対してカマをかけた
『今は彼女がいなくて出逢いを求めている』
『今日は休みで新宿で買い物している』と
家に来た時今日は何をしていたのか聞いたら『商談』だった
別にさ
買い物してたっていいのにね
言えない何かがあるんだろうに
相手がいるとかね
そして
夜中の3時に帰って行った
何か帰る必要があるんだろう
こんなことをしていると
昔の不倫を思い出す
嘘だらけの食い違いだらけ
待ちぼうけで虚しいだけ
朝になって私が何かに気づいたことを察したのか
これもまたとんでもない変な話をしてきた
『誰かが俺になりすましている』
『そんなことあるんだね』なんて言っておいたけど
カマをかけたら『メアド教えて』なんて
私の知っているメールアドレスを教えてきたくせに
あ〜
全部書いたらすっきりした(笑)
私の暇つぶしの相手にちょっとだけ付き合ってもらおう
そしてその間に好きな人を作ろう
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