決まった


この年末年始の長い休暇は今までに体験したことの無い休みでした。


29日に実家に帰り、3日朝まで実家にいたのですが
その間、他はみんな仕事でずっと留守番。
過去にこんなに一人で過ごしたことはなく、どうしたらいいんだ?と思うのと
こんな思いをするはずじゃなかったと思う気持ちとで複雑でした。


3日の朝に部屋に戻り、気疲れからかその日は寝ておしまい。
4日は引っ越したら行けなくなりそうな、今の行きつけのbarへ報告かねて。


5日土曜日。
朝の10時に引越し予定地の不動産屋に予約をしていたので朝から向う。
4日の夜遅く、日付が変わってから例の彼からメールが来て
午前中用事が済んだら、部屋探しに付き合ってあげるよ。との申し出があり
喜んでお願いしました。


午前中、予約をしていたとこへ行き2件の内見。
ところが思っていた以上に古くて整備のよくない物件で却下。
その頃彼からメールで、まずはご飯を食べましょ。と。


引越し予定地の駅まで来てもらい、ラーメンを食べに行く。
まだその日は大手の不動産屋しか営業していなくて
地場の店は週明けからになっていてなかなか見るところが限られてしまう。
午前中混んでいて入れなかった不動産屋へ行ってみたいと思ったけど
彼を付き合せて申し訳ないような気がして・・・悩んだ。
でも時間もないし、そこへ行きたいと言うと一緒に話を聞いてくれた。


そこで出たばかりの掘り出し物2件、内見しにいくことに。
不動産屋は・・・『なんで引越しするんですか〜』なんていろいろ聞いてきて
でも正直、今の私にはそういう内容は一番重くていつも苦しくなる思いをしていたけど
このときは彼が全部当たり障りなく話しに答えてくれて、私は話さずに済んだ。
両方の物件を一緒に見てもらって、いろいろ意見を聞いてみた。
そして、決めてきました。


不動産屋を後にして喫茶店で一休み。
決まったら少しホッとしたでしょ?後は引越しだけだからもうちょっとだよ。と。
彼は午前中に心療内科へ行った話をしてくれた。
最初のころは一日おにぎり1個ぐらいしか食べられなかったし
家の中にじっとうずくまるような生活をしていたんだけど
今は本当に元気になったんだ。
先生に『変わったことはありますか?』と聞かれて『何もないです』と言える様になった。と。


同じ経験をしてきた者として、元気になったことが嬉しかった。
まだまだ立ち直っていないのも分かるし、頑張っているのは見ていると分かるけど
でもそれでも私を励ましてくれていることに感謝の言葉しかない。


茶店にいるうちに暗くなってしまったので
『暗くなったら家の周りがどうなるか見に行きたい』と、一緒に来てもらう。
昼間は気付かなかったけど、目の前に24時間稼動している会社の事務所があって
あたりは昼間のように明るいし、人もいる。よかった!


せっかくだから飲みに行こうか。と飲みに行き、またいろいろ話した。
帰りは駅からタクシーで帰るように言われてお互いに家へ帰る。
思えば随分長い時間、一緒にいたのね。


日曜日、引越しの日程も決まりました。
今思ったけど、そのへんの詳しい話は書かないほうがいいかもしれないね。
引越しが終った時に報告します。






〜今年の抱負〜

人に優しく。