酔っ払いのたわごと


昨日は酔った勢いであんなことを書いたのですが
そう思ったいきさつを書いてみます。


11/9、仕事中に天邪鬼君から電話がある。
電話をしてくるなんて今まで無かったので何事?と思って出たら


『足腰痛くて立てなくなった。昨日からで・・・
猫にご飯がやれなくてね。みんな待ってるんだよ。。
帰りにきてくれない?猫のご飯やって欲しい』


前にも何度も同じ状態を見ているのですぐに察しがついた。
たぶん、本当に立てない状態でトイレにも行けないだろう。
学生時代にヘルニアの手術をして以来、時々こうなる。


『分かったから、玄関の鍵だけ開けておいて』


トイレのついでの時にでも開けておいてもらわないと
そこにたどり着くのにすごく時間がかかるから。


その日、仕事は開店休業状態で何もやることが無かったので
上に話して早退させてもらい、天邪鬼君の家に向った。
鍵は開いていて、入ると猫の皆さんが『かあちゃん、ご飯がな〜い!!』とうろうろ。
猫にご飯をあげて落ち着かせる。
天邪鬼君はベッドで動けなくなっていた。
それまでの経過を聞いて、ベッドにたどり着いて脱ぎ捨てた服やカバンを片付ける。
それから洗濯をし掃除をし、洗物をして猫をかまって。。。


その夜は泊まって、土曜日朝一番で病院へ連れて行った。
過労だそうな。
もらった痛み止めを飲んでしばらくすると落ち着いたらしい。
おなかが空いたというので買い物へ行き、食事を用意して食べさせる。


夜。ようやく座って食べられるようになりまともな食事を食べた。
そしてその夜。
『エッチしよう』と言われる。
無視した。無視してたら機嫌が悪くなり、反対を向いて寝だした。




翌日日曜日。
一緒に買い物に行かないかと誘われる。
ズボンとコートが欲しいらしい。が・・・・私には関係ない。
隣の駅の店まで一緒に行って天邪鬼君が服を見ている間
隣の店に入ったりしながら自分(私)の服を見ていたりしてた。


天邪鬼君としては昔のように、一緒に見てもらおう。と思ったらしい。
そう思っているのが感じ取れたけど
ほかの子とデートに行く服をなんで私が見なきゃいけないの?なんて思ったら
ばかばかしくてやってられなくなった。
結局天邪鬼君は服を決めきれずに買わなかった。


そして帰り。
もう私には用はなくなったみたい。
『じゃあ』って、それだけ言って反対方向へ帰っていった。





彼にとって今の私って妻でも恋人でも友達でもない。
でも一番理解してくれているし、頼ってもいい存在。
それはそれでもいい。



でも。


夫婦時代にはエッチなんてとんでもない。
手を繋ぐのだって、ちょっと触れるのだって、断られ嫌がられ
お前の食べている音は食欲なくす。なんて言われ
話さえもさえぎられ
何か言えば『お前は俺の何なんだよ。何様なんだよ』と言われ
『俺の人生のジャマをするな』と言われ


でもでも。


自分の気分が乗ったときだけ話しかけてきて
自分のしたいときだけ求めてきて
自分の親の前ではいい旦那してますよ。って言い続け
離婚したいといえば一度も留めなかったくせに




離婚しても自分の理解者でいてくれって?
他人になっても寂しい時は妻と恋人と友達になって欲しい?
それが無理ならもう必要ない?
まだよりは戻したくないけど、離れないでいろと?




2時間かけて家に帰る間に涙は止まらないし苦しいし悔しかった。
今までの自分は何のためにいたのか、分からなくなってきたし
自分のしてきたことにさえ後悔してしまった。
あんなに優しくするんじゃなかった。
もっと言いたいこといえばよかった。
あんなに我慢するんじゃなかった。って思ってしまった。




考えたってなにも変わるわけじゃないし、よくなるわけでもないし
でもその底なし沼状態から抜け出せなくなってしまって
苦しくて、息が詰まったような日々になってしまった。




昨日、給料日だったから食事をして帰ろうと思って
地元駅前の焼き鳥屋さんに行った。
小洒落た店じゃなく、ホントのオヤジ臭い焼き鳥屋さん(笑)
美味しいレバ刺しが食べたかったから。
TVと観ながらレバ刺しと焼き鳥とビール。
そしたらすごく酔ってしまって、家まで帰る10分の間に
またいろいろ思い出して涙が止まらなくなって。。。


でも、酔いながら泣きながら思った。
『そもそも、結婚したことが間違いだったんだ。って思って諦めよう』と。
そう思うことで気持が楽になるなら、それでいいや。って思った。
もう戻ることも無いと思う。
連絡も取らないでしょう。何かなければ。
間違いだったんだから、しょうがないよ。
もう、間違わないようにしよう。


って・・・・・酔っ払いは家に帰りながら思ったのでした。





もう大丈夫。